金平糖のような甘い甘い恋

 「れ――れい――れいか――麗香!!」


 はっ!

 あたしは名前を呼ばれ起きた。

 顔を上げると...


 「玲?」


 目の前に玲がいた。


 「大丈夫?」


 玲はあたしが寝ていたから
心配したみたいだ。

 優しいなぁ。玲は。


 「大丈夫だよ♪
寝てただけだから」


 「そっか。ならいいんだけどね」


 「てか、朝の会終わった?」


 「とっくに終わってるよ。
というか、1時間目終わったよ♪」


 ....はぁ?!
 1時間目終わった?!

 どんだけ寝てたんだろう....
あたし。


 「次なんだっけ?」


 「国語」


 ....めんど。