金平糖のような甘い甘い恋

 「おぉ。んじゃ、昼屋上に来いよ?」


 「なんでですか?
今弁当あげますし...」


 今弁当をあげれば
屋上に行かなくて済むし...。


 「いいから。昼に屋上来いよ?
んじゃな」


 裕輔先輩はあたしに軽く手を振り
どこかに行ってしまった。


 はぁ...なんで、
屋上に行かなきゃいけないのよ。

 あたしは、教室に入って椅子に座り
寝ることにした。

 今日はなぜか、早く起きちゃったしね...。
 眠い...。


 「ふわぁぁあぁあぁ」


 あたしはあくびをしてから
机にうつ伏せになって寝た。