金平糖のような甘い甘い恋

 「俺今嫉妬してる。
付き合う前の保健室の時も
嫉妬してた」


 「....え」


 「俺お前と付き合って
初めて自分が嫉妬深いんだって気づいた」


 裕輔先輩...嫉妬してたんだ。


 「嫉妬深いからお前のこと
束縛するかもしんねぇ。
それでも、俺と付き合ってていいのか?」


 ...そんなこと思ってたんだ。
 でも...馬鹿だね。裕輔先輩は。
 
 あたしは裕輔先輩の背中に手を回した。


 「あたしは、裕輔先輩の全部が好きなの。
そーゆう嫉妬深いとことか
意地悪なとことか優しいとことか
全部が好きなの。
だから...束縛されても嫌いになんないよ?」


 あたしは裕輔先輩の全部が好きだから。

 
 「あたしだって嫉妬深いよ。
裕輔先輩が女の人と話してるだけでも
嫉妬してるの。自分が嫌になる」


 そう。あたしも嫉妬深い。
 裕輔先輩がこの前女の人と
話してる時にすっごい嫉妬した。
 自分が嫉妬深いなんて
初めて分かった。
 そんな自分が嫌で仕方なかった。