青空ライン *Third Story*




「答えは優くんが来た時にゆっくり聞きましょ。私たちが答えてもつまらないしね。」



「そうだな。」



「もう、焦らさないでよー!」



って2人に言ってみてもにこにこしたままで話してくれなかった。



いいじゃん、教えてくれたってー!



あたしがごはんを食べるのをやめて拗ねていると…



そんなあたしを気付いたかのようにメールが1通受信されてきた。



携帯を開けて受信ボックスを開いてみると差出人は優で



【着いたよ】



とそれだけ来た。



「優来たって!行ってくるね。」



あたしは玄関に飛び出してその勢いでロックを解除してドアを開けた。



家の前には疲れた顔1つ見せずに笑顔であたしを待っている彼がいた。