青空ライン *Third Story*




「良かった!じゃあ一緒に食べようね。



いきなり声かけてごめんね。」



莉沙ちゃんはあたしに申し訳なそうに謝ってくる。


でもそんなこと言う必要なんて全然ないのに。



「あたし…人にあんまり誘ったりすることができないので



すっごく嬉しかったです!ありがとうございます。」


と言って少し頭をペコッと下げると、振り返ってあたしは席に着いて問題集を開けて最後の確認を始めた。




―――――…


その後、午前中は筆記試験を受けて
お昼は莉沙ちゃんと一緒にごはんを食べた。



午後は受験番号順に面接を受けて
途中まで莉沙ちゃんと一緒に帰ってきた。