「優…」 誰にも聞こえないように小さな声で呟いた。 帰国するのは嬉しいはずなのに… 全然嬉しくない。 どうしちゃったんだろ、あたし。 このまま会っても泣いたり、酷いことを言って 彼を困らせてしまいそうだな。 しばらく彼のことを考えるのはやめよう。 1年間泣かないように頑張ってきたんだから 最後までやり遂げないと。 青空に一番近い屋上で昼休みが終わるまであたしは空を眺めていた。