優が1年間…世界が真っ暗だった。
自分で明るくしようと試みたけど、それは周りに人がいるときだけで
1人になった瞬間…真っ暗になる。
一瞬、優が今現れたとき世界が明るくなったと思ったのに
彼はまたすぐに出て行って…
暗い世界に逆戻りだ。
あたし、これからどうしたらいいんだろう。
優がまだ好きでいてくれてたのは嬉しかったけれど…
彼は日本に帰ってきたらまた忙しくなる。
もし、他に好きな人見つけたら楽になれるのかな?
あたしはこれからも彼のことを好きでいていいのかな?
また…分からなくなった。
ーーーーー…
あたしはそれからお母さんが帰ってきて声を掛けられるまで、電気もつけずにベッドの上に座りながらずっと考えていた。

