「2年後…杏が短大を卒業したら 俺と結婚して下さい。 絶対に杏を幸せにすることを誓うから 杏は何もしようとしないでいい 俺のそばでただ杏らしく笑っていてくれるだけでいいから これから一生俺と一緒にいて下さい。」 優はあたしの左手の薬指にキラキラした指輪をして あたしの目を見つめて答えを待っていた。 でも…あたしはもうそんな答えを言えるような状態じゃなくて嬉しすぎて大泣きしていた。