青空ライン *Third Story*




「素直になれよ。言ったら優のクリスマスプレゼント用意できるかもしれないのに。」



母さんも隣でうんうんと頷いて、早く言いなさいよと目で訴えてくる。



と言われたって、親の前で好きな人の名前なんて言えるかよ。



「絶対に用意してくれるのか?」



と少し素直になってみると



「さぁな。望みも聞いてないのにできるかどうかも分からない。」



曖昧な返答が返ってきた。



本当にずるい。



これは言うべきか、言わないべきか。



最初の決心がどんどん鈍ってきた。



「さぁ、この後検査も控えてるから言うか言わないか早く決めなさい。



どっちにしても今日で最後だからな。」



と一歩一歩確実に俺を追い詰めてくる父さん。



だから俺はもう答えることを決めたんだ。