青空ライン *Third Story*




「あったとしても言わないよ。絶対に。まず"もの"じゃないし。」



簡単になんか言ってやるものか。



なんか手のひらで転がされているようでむかつく。



未だににこにこしてるし。



もう絶対に病気なんて治ったと思う。



「あぁ、知ってる。だから望む"もの"は何だ?なんて最初から聞いてない。」



だったら何だよ。



知ったところで彼女を連れてくることなんてできないくせに。



いったい父さんたちは何がしたいんだよ。



全然話が読めない。



「そう。でも言わない。」



はっきりと断言した。



それにもう彼女には他に大切な人ができてしまったのだから。