青空ライン *Third Story*




Side 優



父さんが倒れて入院している間、兄貴だけでは会社を経営できないことから俺も手伝うことになった。



そして毎日学校の後は、スーツに着替えて父さんの会社に行って手伝ったり



父さんのいる病院に行って1日の会社の報告をする。



だから今日も休日だったので学校はなかったから1日会社の手伝いをして



いつも通り病室に来た。



「おう、優か。休日まで手伝わせて悪いな。今日はお前のこと今か今かと待ってたんだぞ。なっ、母さん!」



「ええ、今日はもう良いことがいっぱいあって、きっとこの後の検査も絶対良い結果が出ると思うわ。」



といつもと明らかに違う父さんと母さん。



余程何か良いことがあったらしいな。



にこにこして言いたそうな顔はしてるくせに決して言おうとはしないから放っておくけど。



「そう。それは良かったな。それよりやっぱり社員たちここに来たみたいだな。これで喜んでるのか。」



俺の目の前にはでっかいまるで人が入りそうなほどのプレゼントの箱がひとつあった。



俺はあげる前から会社で目にしたのだが、どうやらこの中には社員1人1人が父さんに贈るために用意したらしい。



わざわざこんな大きな箱に入れて1つにまとめるのはどうかと思うけど



父さんたちはそれのおかげで嬉しそうだ。