青空ライン *Third Story*




「杏ちゃん!大丈夫?もうお父さんが優の話を持ち出すから!」



と優しく頭を撫でてくれる優のお母さん。



その優しい気遣いにあたしの涙はもう止まらなかった。



「すまない、杏ちゃん。私のなかで優を婿にしてもらうなら杏ちゃんだって



勝手にずっと思ってたから、優から別れたことを聞いたときおじさんすごくショックで…
















杏ちゃん、事情は分からないがもう優の顔も見たくないくらい



優のこと嫌いになっちゃったか?」



と眉を下げて淋しそうに聞いてくる優のお父さん。



その質問に対して「お父さん!」と少し大きな声を上げた優のお母さんだったけど



決してその質問を覆そうとはしなかった。