青空ライン *Third Story*




萩原先輩にもらった紙の先は大きな病院が待っていた。



「ここなんだ…優のお父さんがいるところ。」



優はきっといないよね。



会いたい気持ちが募る分、



こんなあたしなんか優と会ってはいけないと思ってしまう



2人の自分がいる。



萩原先輩は優は忙しいって言ってたし。



会えないって考えておこう。



「後は、301号室に行くだけ。」



あたしは病室にゆっくり足を進めた。



病院の中はたくさんの人でいっぱいでお見舞いに来た人、診察を受けにきた人、患者さんや看護師さんがいた。



病院の入り口で必要事項を記入して、面会時間と病室の場所を教えてもらうと



ちょうど来たエレベーターに飛び乗って3階にたどり着いた。