「萩原先輩…
講義が終わってから、部活休んであたしの家に来てくれたんだ。」
暗くなった空を窓越しに見上げながら、いっぱい優への気持ちが込み上げてきた。
全部の過去を知った今…
もっともっと優のことが好きになって
今すぐにでも会いに行きたくなった。
でも、過去をいくら知ったからそう簡単に"もう一度付き合って下さい"なんて言えるわけない。
いくらなんでもそれは我儘に程がある。
だからあたしは優には会いに行くことができない。
でも優のお父さんとお母さんにはもう長い間会ってないし、あたしも会いたい。
あたしの料理が食べたいって言ってくれたし
早速明日にでもお花と一緒にちらし寿司を作ってお見舞いに行こうかな?
優はきっと仕事で忙しいだろうし、きっと会うことはないよね。
今日は色々なことを知ったけど、みんなあたしのことを考えて行動してくれてすごく嬉しかった。
萩原先輩、千春さん、それからもちろん希美も本当にありがとう。

