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この話を全部聞いてもあたしにできることはもう何もない。
別れを告げたのはあたし。
取り返しをつかなくさせたのもあたし。
優のことを何1つ信じなかったのもあたし。
全部あたしがいけないんだ。
過去の浮気されたことに振り回されたことから優を知らないうちに傷つけてしまっていたんだ。
「今のアイツには二ノ宮の存在が本当に必要なんだよ。
優に顔向けできないというなら、せめて優の両親に会いに行ってやってくれ。
この間、俺が優のお父さんにお見舞いに行った時何度も優と別れたことは知ってるけど
それでも二ノ宮に会いたいって二ノ宮の作った料理が食べたいって言ってた。
病室に優が来るのは会社手伝ってるだろうから恐らくそんなに会うことはないだろうし
俺からも優の両親に会いに行ってほしい。」
萩原先輩はあたしの手を掴んで、優のお父さんの入院している病院の書いてある紙をあたしに握らせた。
そして千春さんも「私からもどうかお願いします。」と頼み込んできて
それから少し話してから2人は萩原先輩が途中から部活に参加するからと言って帰って行った。

