「とにかく!謝罪するのはまた後でにして。誤解している二ノ宮に今更こんなこと言うのはすごくびっくりすると思うけど…
この女の人は俺の彼女なんだ。」
と萩原先輩が少し照れくさそうに答えた。
え…?あたしの耳おかしくなっちゃった?
今…萩原先輩…俺の彼女って言った?
「…え?え?」
「だからこの人は優の彼女じゃなくて俺の彼女の千春。かれこれもう1年近く付き合ってる。
優の彼女は…お前だろ、二ノ宮」
「初めまして、杉山千春です。ご挨拶が遅くなってしまいすみません。」
え…この綺麗な女の人、優の新しい彼女さんじゃなくて
萩原先輩の彼女さんだったの?
「そんな…萩原先輩冗談やめて下さい。あたしはちゃんと見たんですよ。優とキスをしている所だって。
それにもうずいぶん前に優とは別れたんですから、もういいですよ。」
と逃げ出そうとするあたしに萩原先輩はあたしに強い視線を向けてきて口には出さなかったけど"頼むから話を聞いてくれ。"と懇願するような顔をしていた。

