しばらくすると… ガチャと音を立ててドアがゆっくり開いた。 「圭!」 と無意識に彼の名前を呼ぶと 「なんだよ、急に。 向こうで話聞くから来いよ。」 と冷静に返されて、圭はコンビニの袋を手にそのままリビングに行ってしまった。 あれ? 圭って怒ってたんじゃなかったっけ? なんか拍子抜けしたあたしだけど、すぐに立ち上がると 圭のいるリビングに向かった。 サボりだし、早く学校に行かなくちゃ!