「そう…何かあったわけね。」
あたしは黙って頷くと、「優ともしかしたら別れるかも。」
と希美にしか聞こえない声で話した。
聞こえてないか一瞬心配になったけど、顔を上げて希美を見ると顔色が変わっていて
「え…ちょっと、いったいどうゆうこと?」
珍しく動揺した姿の希美がいた。
話し出そうとしたらタイミングよくチャイムが邪魔をして
「お昼に全部聞くから。
場合によっては優先輩の大学にまで乗り込んでやる!」
やばい…希美に怒りの火を付けちゃったかも。
「…分かった。」
希美が席に着くと、あたしも自分のロッカーから教科書とノートを取り出して
先生が教室に入る前に席に着いた。

