青空ライン *Third Story*




トボトボ重たい足取りで少し音を立てながら教室まで歩いて行くと



教室からガヤガヤ笑い声や話し声が
聞こえてきた。


そんな中、そろーりと何もなかったかのように教室に入ると



「おい二ノ宮、遅刻か?」


とサッカー部の集まりの中から元部長の青木くんが大きな声であたしに話し掛けてきたので



クラスのみんながあたしを見てきてすごく恥ずかしい思いをした。



だけどみんな「おはよう」って言ってくれたからそうでもなかったけどね。



そんな中、あたしに気付いた希美がこっちに来ておはようも言わずに



みんなに聞こえない声で「優先輩とは仲直りできたの?」と聞いてきた。



と言うと続けて、顔を見ればすぐにどうなったかくらい分かるけどさ。と言ってきた。



だからあたしは何も言わずに首を横に振って俯いた。