「あぁ、綾瀬様ですね。少々お待ちください。」 店員さんはそういうとお店の奥に消えていった。 ーって! 「た、頼んどいたってなに?!」 慌てすぎてしたがもつれる。 そんなあたしがおかしかったのか、翔はお腹を抱えて笑い出す。 「なに、焦ってんの?頼んどいたってその言葉通りに決まってんだろ?お前がどれ選ぶかなんてお見通しなんだよ。」 ええええ?! てことは、翔あたしが最初からなに選ぶかわかってたってこと?! ある意味かける、すごくね?!