映画は悲しい話だった。

ある男の子と女の子が森で出会い恋に落ちる。
しかし、男の子は不治の病に侵されていた。
その森には、昔から願いを叶える木というのが一本だけあると言い伝えられていた。
女の子は男の子を助けるために必死にその木を探し、苦労の末、探し当てる。
木は、願いを叶える条件に女の子に一生側にいることを出す。
男の子の命を救いたい女の子はそれを聞き入れ、2日だけ猶予をもらう。
男の子の病は治ったものの、2日後には女の子は帰らなくてはいけなかった。
約束通り、女の子は2日後に木の元へ帰って行った。
二人は会いたくても会えない、不幸な人生を送った…
新しいものを手に入れるには握っているものを話さなければいけない。
切なくも悲しいラブストーリー。

あたしは、映画が終わってからビックリした。

だって、だいたいこういうのってハッピーエンドじゃん?

それと同時に自分に重ね合わせた。

幸せになりたくてもなれない…

その映画を見た帰り道。