あたしからわたしへ







「でも恋の傷を癒すのは新しい恋っていうじゃない?試しに付き合ってみたら?」






「いやあ~…」







あたしはふと、安中に視線を向けた。






バチッ







交差する目と目。





締め付けられる胸。







だめだな、あたし。