クラふわKISS―不良君との恋―




そして、その後何分か屋上で喋った。


私の口数は相変わらず少なくて、聞き役にまわっちゃってたけど。


でも、すごく楽しかった。



そして、だんだん夕日が沈んできた頃。


「おし、そろそろ帰るか」


「そうだな、帰るか」


「はい!」


楽しい時間を一緒に過ごした誰かと別れるのはすごく寂しい。


だけど、また明日会えるんだから。