あたしのメガネくん!!

ありさと海斗が俯きながらしばらく黙っている時、ジェットコースターは動き出した。




後ろで金沢君が騒いでいる。
「きたきたきたー!!!」

「ちょっとうるさい!!静かにして。」

「なんで!?超ワクワクしてきたんだけど!?」

「怖いのよ!」

「じゃあ尚更声出して怖いの怖いのとんでけだぁー!!」

「いやぁぁぁぁああああ!!!」




…泉美、ごめん。そんなに怖かったんだね…。




あたしは今度泉美になんかおごろうと決めたのだった。