あたしのメガネくん!!

「分かったんなら早くどっか言ってよね。私たちの邪魔しないで。」



邪魔?



「おい、いい加減にし…
「邪魔なのは一体どっちでしょうね?」



大神海斗が喋るのをさえぎりあたしは言った。




あたし、普段は大人しくしてるけど、こういう意味わからないこと言われたら黙ってられないんだよね。



「何よ、あんた。さっきまでおどおどしてたくせに。」


「あなただってさっきまで"海斗く〜ん♪"だなんて声出してたのに今では考えられない冷めた声なんですね?」


「なっ!?別にいいでしょ!そんなこと!!」



そんなことね…。


「それに私たちの邪魔ですか?あたしには大神君にもあなたが邪魔に見えましたけど。」