ツンデレgirlの恋する方法

「それに、メールくれたっしょ」



「へ？」



メール？……あっ！



「届いてたの？」



「うん。でも、返信しようと思ったらタイミング悪く充電切れした」



ほら、というように私に携帯の画面を見せた。



確かに切れてる…



「教室いったら鞄まだあったし、学校にいるんだと思って探してた」



「ふーん…私はてっきり…」



そこまで言ってバッと口をふさいだ。



女の子達といたからって言おうとしたけど、それじゃ嫉妬してたと言ったようなものだ。