腕を引っ張られ無理やり連れていかれた。



まぁ、賭けに乗った私が悪いんだ…



さっさとフラれよ…






そうしている間に体育館裏に到着。



随分ベタな場所だな…



「じゃあ私はここで見てるから♪」



あかりは壁に隠れて
私は少し離れた所で相手を待つ。



いったい誰が来るんだろう…



なんかドキドキしてきた…



そんなドキドキも束の間、一人の男子が現れた。



私はその人を見て言葉を失った。



何故なら、私が一番現れて欲しくなかった人だったから…