「最近、湊付き合い悪いじゃ~ん」 「そうそう~湊らしくないよぉ~?」 女子達の猫なで声が廊下に響く。 その中で楽しそうに笑う湊。 なにあれ…ムカつく。 「香撫、顔怖いよ…?」 「え」 あかりに指摘され眉間の皺を伸ばす。 だけど、体調の悪さと今の事が合わさって不機嫌度がMAXになった私はおもいっきり顔を背けてやった。 そうして、移動教室にやっと着いた頃だった。 「………うっ…」 バッと口元を手で押さえる。