「学校1のプレイボーイが香撫に惚れるなんてね」



「ち、違うよ!アイツは『女の子』が好きなんだから!私じゃない…」



そう…私じゃない…



「でも、もう少し様子見てみたら?どうなるかわかんないしね♪」



フフッと笑ってみせるあかりに静かに頷く。



「香撫、素直になることが大事だよ♪聞きたいことがあるなら聞くこと!これ第一!」



聞きたいこと…。



じゃあ、聞いてもいいかな…



『私のどこを好きになったの?』



って……。