「アンタが早いだけでしょ」



「えー?だって、五分も待った!」



五分ってねぇ…



「そんなの待ったうちに入らないでしょーが!!」



まったく…



「あ、香撫!今日の弁当何?」



って切り替えはやっ!



「………もう」



そう言って湊の隣に座った。



あー、正確には間隔をあけて隣ね。



「うわーハンバーグじゃん!うまそー♪」



子供かっつーの。



そんな湊に呆れつつも、自分のお弁当を開けた。



そう、一緒に食べるようになったんだ。