「……キレー…」 悔しいくらいにキレイでつい見とれてしまう。 「キレイだよな~…ここ俺が見つけた穴場!」 隣で桐谷が笑っていう。 今、私達がいる場所は自転車をおいた所からもう少し登った所。 穴場と桐谷が言った通り、人一人いない。 完全に独り占め状態。 いや二人だから二人占め? まぁ、そんな事はどうでもいい。 「ここの景色、香撫に見せたくてさ」 夕日のせいなのか桐谷の頬が少し赤く見えた。