少し歩いた時、桐谷が急に立ち止まった。 そして、こっちを振り向く。 「どうしたの?」 「ちょっと目閉じて?」 「はぁ?」 何で目なんか… 「いいから!」 仕方なく目を閉じる私。 すると、誰かに手を握られた。 「は!?な、何!?」 「あぁ~!目開けちゃダメ!俺が手引くからしっかりつかまってないと転ぶよ?」 え、歩くの!? 「ちゃんと握ってて?」 そう言うと、ギュッと手を握られた。