そこにいたのは… 「あっ、香撫!やっと見つけた~!」 「っ!?桐谷!?」 ハァハァと息を切らした桐谷がいた。 「何で!?」 「いやぁ~教室行ったらカバンあったからさ、一緒に帰ろうかなって!でもなかなか香撫見つかんなくて!」 というか、普通待ってればよくないか? 「もう終わった?」 「うん…まぁ…」 「じゃあ帰ろー!」 なんかテンション高くてついていけないんですけど…