「お前、今日日直だよな?」



「はい、そうですけど…」



なんかイヤな予感…



「うちの救急箱、中身補充してきてくれ。保健の先生の所に行けばくれるから」



的中………



しかも、保健室だし…



やむなく、私は肩にかけたカバンを机に置き、救急箱を持って保健室に向かった。



救急箱の中身の補充くらい自分でやってよ…



保健室に着き、ノックをして中に入った。



「失礼します」



「はーい」



中から聞こえる男の人の声。