「キスのこと…」 「…っ!……」 そ、そうだったー! 「あの…えっと……」 言葉につまっていると、湊は立ち上がって座りこんでいる私に手を伸ばした。 「別に、焦ってする事じゃないし。香撫がいいって言うまで待つよ。な?」 私は何も言えず、伸ばされた手を握った。 「っし。さっさと終わらせるかー!んで、早く帰ろうぜ♪」 いつもの笑顔を見せる湊。 内心ホッとしているのかもしれない。