「卒業しても、学園には通いますわ。先輩にお菓子を差し上げるのは、ずっと私の役目ですもの」 優しい手つきで黒猫の頭を撫で。 「ですから、卒業後も逢いに来ていいですわよね?」 ソフィアはクスリと笑って見せた。