「な、な、な・・・・・!!?」


場所・教室。


時間・PM12:00


観覧者・二年ほぼ全員・・・・。


「先輩がオレが話しかけてるのにぼぉーっとしてるのがダメなんです。」


爽やかに言い切る拓君。


落ち着け茜・・・。


大丈夫、まだ自分の名前もわかるし家族の名前と顔も思い出せる。


「先輩?これ以上俺を寂しくさせるなら、もっと濃い~の。ヤッちゃいますよ?」


ヤバいめっちゃ鼻血でそう・・・・。


「濃い~のダメ絶対\\\\\\!!」


あたしは顔の前でばってんを作った。