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朝――。
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眩しい朝日が
俺の目に無理やり入りこんでくる。
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目が霞む。
ゆっくり体を起こす。
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「もう....」
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眠い。
そう思いながら目覚まし時計を手にとって
曖昧な意識を元に
時刻を確認する。
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「ん~。何だ、まだ8時じゃないか」
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そう思いながら
再び布団の中に入った。
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自分の体温が未だに残る布団の中は
やっぱり温かかった。
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そしてもう一度眼を閉じようとした瞬間――
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「8時!?」
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遅刻、
確定だった。
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