君の側に  上

「ずっと保健室にいたんだ!」

薫とアタックしようと約束
していたから、保健室にいた
事がバレて怒られると
思っていた私。

「っご、ごめんっ!」

私は薫から怒られる前に
素直にあまった。

だけど、薫の口から出た言葉は
私の想像と、はるかに違っていた。