君の側に  上

私がそう叫んだとき
「おぃ!大丈夫かよ。」
樹が駆けてきてくれた。
痛さなんて忘れるぐらい…
嬉しくて、、、
「ぅん・・。」

「流しに行くか!
 先生!怪我してっから
 ちょっと抜けます」

そぅ言って私を立たせようとする。
「あ、ありがと」