―next morning―
「……ろよ。起きろ」
寝ていたあたしの頭上から声が降る。
あーそういえば、昨日那月君の看病しててそのまま寝ちゃったんだっけ。
起きようとするが瞼が上がらず、動けない。
うー…起きなきゃ…
そう思ってうだうだしていると、那月君はふっと笑った。
「…もしかしてずっとついててくれたのか?ありがとな」
那月君はあたしがまだ寝てると思っているのか、頭を撫でて髪に指を絡ませる。
ドキッ
鼓動が速くなる。
ぇえっ!!!
な、な、なに!?
何が起こってるの!?
こんな状況で起きれないんですけど!

