「あっはははははははは。何、王子って!」 コイツが王子?! ありえないー 「ちょっ・・結奈!!」 「えーー?何?真奈・・」 あ、やば。 気づいた時にはもう遅かった。 そう。私はその場で、大笑いしてしまったのだから。 もうすでに注目のマト。 周りは、鋭い目つきで私を睨んでいた。 「・・・」 どっどうしよぉーーーー!! 私は必死に考え込んだ。