現代科学の恐ろしさ。


「ちょっとトイレ」

アキが席を立つ



「タクヤ君どうしたの?なんか変だよ…」



少し心配そうな顔でタクヤを見るカナ…



カナは知らない…俺とユキ…いやアキとの関係を…


それが唯一の救いだ


たぶんアキは身を退くつもりだとタクヤは思った…


その時


タクヤの携帯が鳴る


メールだ…


携帯を開く…送り主は「ユキ」だった


恐る恐る本文を開く




***

 まじ最悪だよ〜

 泣きそう…タクヤに今す ぐ抱き締めてほしい。

***


タクヤは頭を抱えた


「どうしたの?」


カナはキョトンとした顔で聞いてくる


「いや…なんでもない」


タクヤの額に汗が流れる


どうすれば良いんだ…


悩んでるタクヤの携帯が追い打ちをかける



***

 無視〜!?

 タクヤは会いたくないん だ〜?泣

***



タクヤは意を決して席を立つ


「ちょっとトイレ」