「そっか～、良かった…。咲ちゃんなら、大丈夫だと思うよ…。」

「ありがとう…尚美ちゃん。」


私は、ライバルの一人の尚美ちゃんに、いち早く白鳥君と付き合うことを伝えた。


尚美ちゃんは、私にとってすごく大事な存在になったから…。



きっと白鳥君が、いなかったら私は尚美ちゃんと闘わなかっただろう…


だから、やっぱり…尚美ちゃんは、特別な存在なんだ。


良かった…なんて…言ってくれる、本当は優しい人なんだね…。


私は、きっと尚美ちゃんなら別の人と付き合うだろうし、それを望むから…。






私は、叶った恋だったけど…叶わない恋もある訳で……


でも、いつかきっと人はそのたびに、成長していくんだろうな。



恋は、難しいし辛いし分からなくなるけど…人を成長させたり、楽しくさせたり…




いろんな想いが、成長…人して大人に近づくんだ。