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その日、日向に電話した。


日向とは、正直会って言いたかったけど…また泣きそうだから…会わなかった。



ごめんね…日向。

私の我儘に付き合わせちゃって………


でも、また泣き虫の私に戻りそうだったから…。



「あ、日向??」

「うん、咲…どうかした?」

…って、やっぱり優しいんだから…。


また泣きそうになってしまったの私…。

弱いなぁ…。

「あのね。日向…落ち着いて聞いてね?」

「う、うん。あ、待って………いいよ。準備できた」




「私…留学する…!」









「っ…そっか~そうだよね。うん、イイと思うよ…。」

「日向??」



「私…いつかはきっと留学するかなって、思ってたんだ。覚悟してた、だから…咲…頑張ってね。絶対に、成長して帰って来て?」




「日向…いつから、私が留学するかなって思ってたの?」

「フルートを吹き始めた頃から…。いきなり、フルートを吹くなんて何か変だなって思ったの。」