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「ただいま~」

「おかえり、咲。」

お母さんが、エプロン姿で玄関に来た。

今日のエプロンは、紺のドット柄というシンプルなデザインだ。

「咲、コンクール出場したら?」

コンクールか…尚美ちゃんの戦いが終わってからやりたいな。

「考えとく。今は、駄目なんだ。」

「そう。分かったわ。でも、咲…あなたに留学の手紙が来てるわよ。」

留学!?

私に…まさかの留学!

「留学!?」


「そうよ。私とお父さんは、賛成だからあなた自身で考えてね。まだ急がなくてもイイらしいわ。」

……

「分かった。」

いきなり、留学と言われてビックリしたけど今は、尚美ちゃんの戦いに集中しないてね。