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「お兄ちゃんはさ、サッカーを馬鹿にされたこと、ある…?」


翼?


「どうした?翼?何かあったのか?え!?」


いきなり翼が、俺に抱きついて来た…。


その小さな身体を、優しく抱きしめた。


「お兄ちゃん…うわーん!」


「よしよし…。」

そっと翼の頭を撫でる。


何かあったんだなと思う。翼の悩みは、よく俺が聞いている。



そして、そっと翼の身体を俺から離した。


「お兄ちゃん…。」



「ん?」


「何で、サッカーを馬鹿にするんだろ…。」


「あ!あいつ、兄ちゃんにチクってる!」

「「!?」」

「翼のクラスメートか?」


翼は、首を縦に振った。



「これが、自慢の兄ちゃんか?」


「君は…誰なんだ?」