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気がついたら、真っ白だった・・・・・。

「気がついた?」
白鳥君が道具の確認をしてた。
そう、私と白鳥君は保健委員だから、
道具の数を確認する、仕事があるんだ・・・・。

「私・・・・・。」

「音楽の授業で倒れたみたいだけど、大丈夫だった?」

「ああ、そうだったね・・・・。」

「ごめん、俺選択美術だから、よく知らないけど・・・。」

「うん・・・、大丈夫・・・」
と思って、布団から出たら倒れそうになった。

「おっと!」
白鳥君に抱きかかえられた。
「ごめんなさい・・・・。」

「いや、大丈夫だけど。星野、まだ寝てた方がいい。」

「そうだね・・・・。」
それにしたも、嫌なことを思い出してしまった・・・・・。

「今は昼休みだよ、それじゃあ、お大事に。」

「ありがとう。」

「そうそう、3時間目からノートを取ったけど、俺でよければ見せるよ?」

「そうなんだ、あとで見せてくれるとありがたい。」

「わかった。それじゃあ、また。」

「うん、またね」
と、その時何でだろう、急に寂しくなった。
まぁ、いっか。