その男は酷い浮気性だった。
自分の顔がいいことを利用して、すぐに他の女性へと行ってしまう。
そんな男が唯一、何度浮気しても必ず戻って自身につなぎとめている一人の女がいた。





幼馴染の彼女はその男にとってかけがえのない存在だ。









そんな彼氏でも、彼女は愛した。
だから何度裏切られても彼女は許した。戻ってきてくれて嬉しい、と。


でも心が痛まないわけじゃない。
ならば、せめて自分は浮気しないでいよう。そう、心に誓った。