この子はとってもフワフワした雰囲気だ。

髪もクルクルしてる…天パ?それとも人口?

髪の色は明るめ茶色だ。私は天然な色だから黒っぽい。とても羨ましい…。

目はとっても大きい。まつげも長くてハッキリしている。…つけま?私もやってみようかな…

鼻も高い方だ。しいて言うならちょうどいい高さというところだ。

唇もぷるんとしていそう…。綺麗な色をしている…。

ほっぺも透き通るような白色だ…。ファンデやってるのかな…?

まぁ、簡潔に言うと【可愛い】とか【完璧】の単語が似合う女の子だ。

「あの…?りっちゃん…、そんな見ないで…///」

あ…みとれてしまった…。だって反則だって…!

「すみません…、え…と…?どうして私のあだなを…」

そう、まずそこからだよね。

私にはこんな可愛い友達いませんよ…?あ、いや、皆可愛い子ばっかだけどね?!

「え?!覚えてないの?!私の事!」

へ…、こんな可愛い子を忘れるはずないじゃん…!あ、いや、皆可愛いんだけどね?!

「すみません…」

「だよねぇ…。小学の時一緒だった栗原 仁衣菜だよ!思い出したかな…?」

栗原 仁衣菜(くりはら にいな)…?

仁衣菜…仁衣菜…にいな………!!

思い出した!

私といつも一緒だった子!でも小4くらいの時に転校していった子!

あぁ…、可愛くなって…。

「思い出したよ!仁衣菜ってあの仁衣菜?!超可愛くなったね!!」

「思い出してくれたの?!やった!可愛くなんかないよ…!てかりっちゃん変わったよね!」

いやいやいや…、可愛い子が『可愛くないよ』って言ってるところ見るとイラっとくるよね☆

私のどこが変わったのだろうか…。いつの時の私と比べているのだろうか…。

もしかして小4の頃?だったらそりゃぁ変わってるでしょ…。

顔だって少しは大人っぽくなったでしょ…?てかいっぱい!

背だって超伸びたし…!

い…一応…胸だって…あるし…///

と…とにかく!何が変わったのだろう…?